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「CAMBO.DEAR (親愛なるカンボジア)」(youmeさん)第9回「 キノミキノママプロジェクト【4】」
- 2003/4/10
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「CAMBO.DEAR (親愛なるカンボジア)」(youmeさん)第9回「 キノミキノママプロジェクト【4】」
その後、プロジェクト次テーマ[チベットの詩人探しの旅]にインドのダラムサラへと出かけ、3週間程でタイに戻った。そうして12月、応募したニフティのホームページコンテストでキノミキノママのサイトが準グランプリを受賞した。4824件の応募があったという。なんとか活動に陽を当てたいという思いの1歩を、この受賞でかなえる事が出来た。
さて、このキノミキノママプロジェクト、ずーっと活動の主体をウェブサイトが担っていて(それ故に賞を頂けたのだけれど)、立ち上げ以後メンバーが顔を合わせる事がなかった。コンテストの授賞式に参加するのを機に、オフラインでコラボレーション作品を見てもらおうという考えが思いついた。早速「キノミストの集い」として企画を立て、東京メンバーのワタナbシンゴが動いてくれ、祖師谷大蔵のカフェmuriwuiさんにて開催する事が決定した。
2年ぶりに日本に帰国し、東京の竹芝で1月25日に開催された授賞式に参加し、その翌日26日、キノミストの集いが開催された。以前バンコックで知り合った上智大学在籍中のソティーブンさんもカンボジア語詩朗読で参加してくれた。40人の定員は満席になり、メコンプラザの管理運営をしている清水さんにもお話を頂いた。中でも、心に響いて残っているのはソティーブンさんが「路上の子の人生」を朗読した時の事だった。改めて、自分の写真だけでは伝えきれなかった部分を、詩とソティーブンさんの体温を伴った声が伝えてくれていた。はるばる長野から日帰りで参加してくれた津嘉田泰三の音楽に改めて心を動かされた。
そうして、キノミストの集いは持ち時間一杯で、第1回を終了した。寒さにも負けず、どんな展開になるかも知れぬイベントに参加してくれた方の期待に添えていただろうか。また、オフラインでキノミストのみなさまともお会いしたく、第2回開催に向け、日々象歩で活動して行きたい。
現在カンボジア語詩のコラボレーションは、英語訳の協力メンバーの参加により、英語でもご覧頂ける様になっている。ソティーブンさんの尽力により、『キノミキノママについて』のカンボジア語版も追加された。幅広いジャンルで新メンバーが加わり、今後もこのプロジェクトならではのコンテンツが随時追加されていく予定。この活動を通して、永遠の価値ある作品創作をまたコツコツと続けて行きたいと思う。
youme. 2003年3月
さて、最後に邦訳が完成してない作品をご紹介して締め括りたいと思います。その作品はこちら*Hopeful of youngです。邦訳で協力して頂ける方を募っています。是非、メールでお問い合わせ下さい。お待ちしています。