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旅行記「メコンを漂う 」第1編 雲南省迪慶藏族自治州 編(雨崩村・徳欽・香格里拉)」(和 さん) 第6回(第1編最終回) 桃源郷を後にして再び香格里拉へ
- 2024/10/20
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旅行記「メコンを漂う 」(和 さん)
第1編 雲南省西北部・迪慶藏族(デチェン・チベット族)自治州 編 (雨崩村・徳欽・香格里拉)(2017年9月、9日間の旅)第6回(第1編最終回) 雨崩村を目指す(峠からの帰路)
ペンネーム:和
1996年に初めて長期旅行をして世界と出会い、訪問国は70ヶ国を越えました。 メコン川との出会いは1996年1月。タイからカンボジアに向かうフライトから見た、カンボジアの大地を蛇行しながら流れる大河に目を奪われました。メコンのほとりに立ったのはその1年後のタイ。メコンの向こうはラオスです。 ナイル川のように壮大な歴史を湛えるわけでもなく、ガンジス川のように聖地でもなく、タイの田舎の街を流れるメコンにその時はさほど心を動かされませんでした。でも、東南アジアを旅するとしばしば目にするメコンにいつのころからか親しみと安らぎを感じるように。それから何度となくメコンのほとりの街を訪れ、あるとき気づきました。国や民族を越えて、人々の日常の中を人々の生活を支えながら、ただ当たり前に流れるメコンに私は惹かれていると。メコンと共にある日常を垣間見る。そんなメコンを漂う旅をご紹介します。福井県鯖江市在住。
日本から雨崩村(雲南省迪慶藏族自治州徳欽県)までの往復行路
旅のルート(往路):
上海浦東空港で入国 (リムジンバス)→ 上海虹橋空港 (空路)→ 昆明空港(シャトルバス)→昆明駅 (鉄道:夜行列車・列車泊)→ 麗江 駅 (市バス)→ 麗江バスターミナル (長距離バス) → 香格里拉 着(宿泊)→香格里拉の郊外観光→香格里拉(宿泊)→香格里拉バスターミナル(バス)→ 徳欽バスターミナル(ミニバス)→ 飛来寺(ユースホステル宿泊)(ミニバス)→西当村 (徒歩)→ 雨崩村(簡易宿宿泊)
旅のルート(帰路):
雨崩村(徒歩)→西当村(帰路で出会った中国人の自家用車)→飛来寺地区(宿泊)(ミニバス)→徳欽(バス)→香格里拉(宿泊)(宿による送迎)→香格里拉空港(空路)→昆明空港(空路)→上海空港(上海宿泊)(地下鉄)→上海浦東空港
この日の宿、とっても眺めの良い卡瓦格博客桟の近くにちょうどお店があったので、いざ一人鍋!メニューを見てもよくわからないので、冷蔵庫から直接選びました。
選んだのはもちろん、松茸!それからでっかい椎茸にも見えるキノコ、パクチー、油揚げです。一人だと食べられる量が少なくて残念。松茸は、一皿47元だったかな。
このお店では鍋料理のスープがお肉のお出汁、野菜のお出汁、辛いスープの3つから選べて、私は野菜にしました。松茸の味を堪能したいですからね!大好きなパクチーは入れたけど。最初は松茸以外もお鍋に投入しましたが、途中でこの調子だと食べきれないと思い、途中から松茸のみ。ピリ辛なたれもありましたが、こちらも途中から使わず、スープと松茸の味だけで堪能です。松茸でお腹一杯になって、最後はスープです。これがそれはそれは美味しい!まさに巨大な土瓶蒸し!ざぶざぶいただきました。
(写真下):このお店、松茸鍋の美味しさに感動しっぱなしだったけど、実は眺めも良い。
翌朝、香格里拉へ戻ります。まずは徳欽の街へ。
乗り継ぎの際に券売所で激しい中国人の割り込みに遭い、乗り換え時に一番にバスに乗り込んだ私が次のバスに回されることに!理不尽さを感じたけど、荷物をバスから降ろし、気を取り直して街を散歩です。てくてくてくてく。
(写真下):彫金屋さん
(写真下):肉屋さん
(写真下):仏具屋さん。タルチョ(旗)も売られてます。
ようやくバスに乗れ、来た時と同じ眺めの良い道路を走ります。
来た時と同じ場所でトイレ休憩。この日は東南アジアを彷彿とさせる屋台がありました。
米粉で作ったと思われる太麺とパクチー。
香格里拉が近づいてきました。
香格里拉の旧市街。1泊して帰路につきます。高山病も全快したので、思う存分散策しました。まずは旧市街の大仏寺を望めるカフェへ。
松茸の収穫の時期は終わりが近いようで、いたるところで乾燥させていました。
(写真下):標高が高いので、スナック菓子がぱんぱん!
(写真下):大規模火災の後に建てられた新しい「旧市街」。
ぴかぴかの旧市街を西に抜けて、街はずれにある丘へ。白鶏寺というお寺らしいです。
眺めが最高!
ただ、私が行った時には人っ子一人おらず、馬だらけ。ちょっと不安を感じました。
ぴかぴか旧市街の夜。中国人のイルミネーションは独特のセンスです。
(写真下):広場で民族衣装を着たたくさんの女性が踊ってました。民族衣装も空も月も綺麗。。。
帰路。上海まで空路です。草原の中に造られた小さな空港。やっぱり空が近い!