「ラオスの旅」to Know Lao(川口正志さん)第3回「メコン – Mekong」

「ラオスの旅」to Know Lao (川口正志) 第3回「メコン – Mekong」

タイから舟に乗ってラオスへと渡る時、僕は必ず舟の上から手を伸ばしメコンの水に触れる。 またここに帰って来た。ぬるいメコンの水に触れるとまるでタイムスリップしたみたいにここが当たり前の世界のように思えてくるんだ。 

(文・写真:川口正志)「ラオス全土の旅」(めこん、2016年3月発行】著者。本書&著者紹介
(C)川口正志、2023

穏やかなメコンの流れは見ていて飽きない。 ラオスの一番の見所はこのメコンの景色なのかもしれない。

ルアンパバーン対岸のシェンメーン村へと渡る方法は舟だけだ。 ルアンパバーンの渡し。

メコンに面した村で暮らす人にとって舟は欠かせない。 時には定員いっぱいで乗る事もある。

小さい内から舟の漕ぎ方を覚える。 メコンと共に暮らすラオスの人々。

雨が降れば傘をさす。 屋根がない舟では当たり前の事。 でもそんな事、僕はこの時まで知らなかったんだ。

木でできたラオスの大型船はもうそれ自体が家のようだ。 生活そのものが常にメコンと共にある。


舟が着くと岸から売り子たちが一斉に舟に近づいて行く。 腰まで水に浸かりながら「買ってよ」と手にした商品を差し出す。

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